AirPods Pro 3実機レビュー | ノイズキャンセリングは過去最高だが…

AirPods Pro 3

 みなさんこんにちは。Yuich(ユウイチ)です。TwitterBlueskyやってます。

今回はAppleのワイヤレスヘッドフォン「AirPods Pro 3」をレビューしていきます。3代目ともなり洗練されてきたAirPods Proですが、本モデルは人を選ぶとも感じました。初代、第2世代と使ってきた筆者がレビューします。

同時発売のiPhone Airのレビューもしているのでぜひご覧ください。

これは何?

  • Appleのワイヤレスヘッドフォン
  • 世界最高のインイヤーアクティブノイズキャンセリング搭載
  • 専用の高偏位Appleドライバ
  • アクティブノイズキャンセリング/適応型オーディオ/外部音取り込み 対応
  • ワークアウトのための心拍数センサー
  • 異なる言語間のコミュニケーションのためのライブ翻訳
  • AirPods Pro 3公式サイト

開封/付属品

Apple 銀座のリニューアルオープン日に(おそらく)一番最初に購入しました。開封は4階のフリースペースで行っています。
AirPods Pro 3の箱
内容品はAirPods Pro 3本体、MagSafe充電ケース、シリコーン製イヤーチップ(XXS、XS、S、M、L)、マニュアルとなっています。今回から充電ケーブルは付属しなくなりました。

開封したところ

進化したノイズキャンセリング

前作から2倍、初代からは4倍と謳うアクティブノイズキャンセリングですが、実際に進化を感じる仕上がりです。
繁華街や飛行機でAirPods Pro 2と比較したところ、体感1.5~2倍程度はノイズが消え、音楽をかけなくても静寂に近い環境になります。音楽をかけた場合は周りの音が完全に聞こえなくなるため、外での使用は危ないと感じるほどです。
ただし、AirPods Pro 2も充分高性能なノイズキャンセリングを搭載しているため、繁華街や飛行機など極端な環境でないと違いは感じません。
シンプルで美しいAirPods Pro 3

低音が増したオーディオ

音質についてもPro 2比で向上している事が分かります。
低音が増しより聞き応えのある音になりました。これにより、以前は音質を重視して有線イヤホンを使用していたシーンでもAirPodsを使うことが増えた気がします。しかし、Pro 1からPro2の劇的な改善程ではありませんでした。

新しい心拍数センサー

イヤホンに心拍数センサー?と発表当時は思っていましたが、使っていくと機能としてあると面白いなと感じました。
iPhoneにプリインストールされている"フィットネス"アプリでワークアウトを開始するか、"ヘルスケア"アプリの心拍数項目で自分の今の心拍数を確認することができます。

実際にフィットネスで自転車のワークアウトを行なってみた結果が以下です。
心拍数の他、走行ルートを地図上に記録してくれたり、スプリットタイムを計測してくれたりとスマホ+イヤホンでの計測では満足なものになっていると思います。
筆者はApple Watchを持っていないので、イヤホンで気軽にワークアウト計測できるのは楽しかったです。
AirPods Pro 3の心拍数センサーを活用したワークアウト計測

変化した本体形状

デザインは大きくは変わっていませんが、本体形状が若干変わっています。
この変更で、より耳に密着するようになったと感じました。しかし、同時に圧迫感が増して、長時間使用していると耳が疲れるようになりました。AirPodsシリーズの魅力はPro 2のような軽快な装着感だと感じていたので、とても残念です。
Pro 4での改善に期待です。
AirPods Pro 3の本体

まとめ

ノイズキャンセリングや音質、心拍数センサーなど進化した点が多いですが、本体形状の変化による装着感の悪化など良い点だけではありませんでした。
また、進化点も全て小幅でPro 2から買い換えるほどではありません。

Apple公式価格は39,800円とイヤホンとしてはかなり高額です。
AirPods Proは例年通りなら発売後すぐでもApple公式の新年の初売りで8千円割り引かれるため、欲しい方はそちらで購入するのがおすすめです。

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